プリザーブドフラワーの保管について

プリザーブドフラワーのトラブル

2020年10月20日 16時13分



プリザーブドフラワーをディスプレイケースなどに入れずに飾っている場合、入れている状態よりも経年劣化が早まってしまいます。
しかし、ケースに入れないタイプのプリザーブドフラワーもあるため、そのタイプの場合は、メンテナンスをする必要があります。
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花びらにホコリが溜まる

花びらにホコリが溜まることは、ケースに入れずに長く飾っていると、必然的に起こることです。
花びらは非常に繊細なため、拭き取ってしまうと破れる可能性がありますが、見た目の美しさを損なってしまうために取り除きたいと思うことがあるでしょう。
その場合は、ティッシュなどは使用せず、毛先が柔らかい筆や、化粧品のチークを塗るときに使うチークブラシなどを使用して、優しく払い落しましょう。
また、ドライヤーの冷風を遠くからあてて、ホコリを飛ばしても良いでしょう。

 
 花びらの色が抜けてしまう

湿度が高い場所に置いておくと、花びらから水分が漏れてきて、それと一緒に花びらの色も抜けてしまうことがあります。
着色されている色が薄くなってきたら、湿気が多い証拠です。
万が一色が抜けてきたと思ったら、プリザーブドフラワーをケースに入れる、もしくは、狭い場所に移動させ、
乾燥剤と一緒に数日間置いておくようにすると改善されます。

 
 花びらの色が布に移る

花びらの着色料が水分と一緒に抜けた際に、洋服やカーテンなどの他の布に色移りしてしまうことがあります。
万が一色移りしてしまった場合は、すぐに拭き取るようにしてください。
色移りしてから時間が経ってしまい、拭き取っても色が取れない場合は、洗濯したりクリーニングに出す必要があります。
このように、少しの湿気で色落ちしてしまう可能性が高いため、なるべくカーテンなどの布から離れた場所に置くようにしましょう。